Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

スパムの5通に1通は米国から発信 - 日本はランキング33位

ソフォスは、2010年第4四半期におけるスパム送信国のランキングを取りまとめた。ワースト国は、前四半期と変わらず米国だった。

レポートによれば、米国がスパム全体の18.83%を占め、続く2位のインド(6.88%)、3位のブラジル(5.04%)と大きく差をつけている。日本は0.67%と低レベルで33位だった。

ランキングの顔ぶれに変化はないが、スパムの悪質化が進んでいるという。商品広告だけでなく、マルウェアの拡散や個人情報の詐取を目的としたスパムが増加傾向にあると同社では分析している。

また、「Facebook」や「Twitter」などソーシャルネットワークの悪用や、標的型攻撃のメール攻撃も強まっている。

(Security NEXT - 2011/01/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

1年で不正サイトへのアクセス7億件をブロック - 前年から4割増
Apple、約170万件の不正アプリ停止 - 20億ドル超の不正クレカ取引を阻止
「WordPress」関連事故の背景に知識や予算の不足
ウイルス届け出、前年比73.4%増 - 「Emotet」など被害も
2020年の緊急対応支援、3割強が「Emotet」 - ラック
2019年下半期は1953万件の違反投稿に対応 - LINE
2019年の不正アクセス届出は89件 - 56件で被害
半年でSNS投稿1799万件を非表示に、45%がスパム - LINE
インシデント調査の26%がランサム被害 - 詳細調査で3割強よりAPT痕跡
2018年はランサム活動が縮小 - RaaSの「GandCrab」に活発な動き