Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ランキングに変動、「INF/Autorun」がトップに - ESETレポート

キヤノンITソリューションズは、ESETが8月にマルウェアの追跡システム「ThreatSense.Net」で検知したマルウェアの状況について取りまとめた。

今回のランキングより集計方法の変更や、集計時に自動作成されるシグネチャの命名方法を変更したことにより、8月のマルウェアランキングでは、前月から順位が変動している。

ランキング1位は全体の7.76%を占めた「INF/Autorun」、2位は「Win32/Conficker」、3位は「Win32/PSW.OnLineGames」と、上位については大きな変化はなかった。

4位には、前回20位から浮上した「Win32/Tifaut」。オートラン機能を悪用して感染するウイルスで、セキュリティソフトによる検出を困難にしたり、感染PCから情報を盗み出す機能を持つ。

また前回29位から9位に浮上したワーム「Win32/AutoRun.IRCBot.CX」も、オートラン機能を悪用しており、感染するとボットネットの一部としてコントロールされる。

さらに同社では、Facebookを悪用したオンライン犯罪にまとめている。おもな手口は、スパムメールによってスパイウェアに感染させてパスワードを窃取。そのパスワードを使用してアカウントにアクセスし、不正なリンクを表示させるもの。リンク先にアクセスすると、マルウェアに感染したり詐欺サイトに誘導される。

同社が発表したマルウェアのトップ10は以下のとおり。

1位:INF/Autorun
2位:Win32/Conficker
3位:Win32/PSW.OnLineGames
4位:Win32/Tifaut
5位:INF/Conficker
6位:Win32/Agent
7位:JS/TrojanClicker.Agent.NAZ
8位:HTML/ScrInject.B
9位:Win32/AutoRun.IRCBot.CX
10位:Win32/TrojanDownloader.Bredolab

(Security NEXT - 2010/10/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

企業3割、標的型攻撃メールを受信 - 17%がマルウェア感染
2018年1Qはコインマイナーが2.2倍、ランサムは315分の1に
2018年1Qの不正アクセス届出は11件、7件で被害 - 「不正ログイン」相談は52件
過去1年間に経験したネット犯罪被害、最多は「詐欺メール」
専門家などが選ぶ「セキュリティ10大脅威」 - セキュリティ人材不足が5位に
2017年4Qの不正プログラム検出数は82万件 - 「CoinMiner」の報告も
「ランサムウェア」被害、低水準ながら依然発生中
2017年の悪意あるファイル、1日あたり36万件 - 前年比11.5%増
過去1年間に被害に遭ったPCユーザーは約4割 - 平均被害額は5.3万円
不正プログラム検出数が前期の4倍超 - 検出経路「メール」が急増