ランサム被害ファイルの解析作業、復号ツール活用も視野に - 宇陀市立病院
宇陀市立病院の電子カルテシステムがランサムウェアへ感染し、一部データが暗号化され、参照できなくなっている問題で、同院では10月25日に公開された復号ツールの活用も視野に解析作業を進めている。
同院では、10月16日5時半過ぎに不具合が発生。10月1日より導入した電子カルテシステムが利用できない状態となった。感染したランサムウェアは「GandCrab」で、同院では感染経路など含め、外部事業者の協力のもと詳しい原因を調べている。
同ランサムウェアに関しては、ランサムウェア対策を展開するプロジェクト「NO MORE RANSOM」が、「GandCrab」の複数バージョンへ対応した復号ツールを10月25日に公開した。
同院によると、解析作業を進める外部事業者では、すでに復号ツールの存在を把握。同ツールの活用も視野に、暗号化されたデータの解析、復元作業に取り組んでいるという。
ランサムウェアに関しては、被害が生じても公表しない組織もあるが、今回公表に至った理由について同院関係者は、「公立病院という立場上、問題があれば速やかに対応し、判明した情報については情報公開し、知っていただく必要がある」と説明している。
(Security NEXT - 2018/10/26 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
システムがランサム被害、一部業務を停止 - インキメーカー
先週注目された記事(2026年8月30日〜2026年9月5日)
環境放射線モニタリングシステムの一部がランサム被害 - 鳥取県
ランサム被害で店舗営業やサービスに影響 - REXT HD
先週注目された記事(2026年8月23日〜2026年8月29日)
社内システムがランサム感染、個人情報流出の可能性 - ハンズHD
休眠中サーバがランサム被害、内部に個人情報 - システム開発会社
VPN機器経由でランサム被害、メアド変更など対策実施 - 丸高興業
NASがランサム被害、内部に関係者連絡先 - 日本ご当地キャラクター協会
夏季休暇に向けて準備を - 盆休み週のパッチチューズデーに注意
