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中部大でランサムウェア被害 - 不正ログイン後にインストールか

中部大学において、パソコンやファイルサーバがランサムウェアに感染する被害が発生したことがわかった。

同大によれば、1月9日2時半ごろ、同大工学部情報工学科研究室のパソコンとファイルサーバが、不正にログインされ、セキュリティ対策ソフトがアンインストールされ、ランサムウェアがインストールされたという。同日14時ごろに問題を把握し、対象機器をネットワークから遮断した。

被害に遭った端末では、ランサムウェアによるデータの暗号化被害が発生。内部には受講者名簿と行事参加者名簿などの個人情報が保存されていた。

同大では、外部のセキュリティ事業者に調査を依頼。原因や端末内のファイルや内容について調査を進めている。現時点では、暗号化以外、個人情報の流出といった被害は確認されていないとしている。

(Security NEXT - 2018/03/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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