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米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も

米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は現地時間10月2日、攻撃の対象となっている脆弱性5件について注意を呼びかけた。2017年以前に報告された脆弱性も複数含まれる。

「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」にあらたに「Meteobridge」「Samsung端末」「Juniper ScreenOS」「Jenkins」「GNU Bash」に関する脆弱性を追加したもの。

指定期間内に対策を講じるよう米国内の行政機関へ促すとともに、広く悪用されるおそれもあるとして注意を呼びかけている。

今回追加された脆弱性において、2025年に確認された脆弱性は2件。

Samsung製モバイル端末において任意のコードが実行される「CVE-2025-21043」や、Meteobridge製気象観測機器のファームウェアに判明したコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2025-4008」を追加した。

(Security NEXT - 2025/10/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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