Amazon関連ドメイン取得、3週間で700件以上 - プライム感謝祭を標的か
オンライン通信販売サイトが実施する大規模なオータムセールを前に、フィッシング詐欺の準備とも見られる動きが観測されている。セキュリティベンダーが注意を呼びかけた。
まもなくAmazonの「プライム感謝祭(Amazon Prime Day)」が開催され、オンライン通信販売の利用者増加が見込まれるが、Check Point Software Technologiesは、犯罪者にとっても大きな狙い目となるイベントであるとあらためて指摘した。
実際にフィッシング攻撃を展開する前の準備段階とも見られる動きが観測されている。
同社の調査によれば、2025年9月初頭より3週間に登録された「Amazon」に関連する新規ドメインは合計727件にのぼり、登録数が急増しているという。
このうち5.6%は、明確に悪意をもって作成されたり、その疑いがあるドメイン。また2.8%のドメインについては、「Amazon Prime」を想起させるものだった。
(Security NEXT - 2025/10/06 )
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