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竹内製作所の米国子会社がランサム被害 - データ流出も確認

建設機械メーカーの竹内製作所は、米国子会社のTAKEUCHI MFG(TUS)がサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。一部データの流出も確認されているという。

同社によると、現地時間9月17日に外部よりサイバー攻撃を受け、同月20日にサーバ内の一部ファイルが、暗号化されていることを確認したもの。

ランサムウェアによる被害としており、攻撃者によってサーバ内部に保存されていた一部データが漏洩したことも判明した。

通常業務の継続について支障はでていないという。同社では被害の拡大防止のため対策を講じ、外部協力のもと被害の状況を調査するとともに復旧作業を進めている。

被害が確認されたのはTUSのみとしており、竹内製作所や他グループ会社において同様の被害は確認されていないとしている。

(Security NEXT - 2025/10/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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