先週のAppleに続きMSのフィッシング攻撃が発生中
マイクロソフトを装うフィッシング攻撃が確認された。9月4日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されているとして、フィッシング対策協議会では注意を呼びかけている。
誘導先のフィッシングサイト(画像:フィ対協)
プロダクトキーが不正利用されているなどとして、不安を煽り、確認作業に見せかけてフィッシングサイトへ誘導する手口が確認されたもの。
同様の手口は、2017年1月以降これまでもたびたび確認されているが、今回のケースでは、「ご注意!!ご利用のマイクロソフトのプロダクトキーが何者かにコピーされています。」との件名でフィッシングメールが送信されていた。
本文では「セキュリティが脅かされる恐れがあります!!」といった文言から文面がはじまり、Office製品のプロダクトキーがコピーされ、多ソフトが利用されているなどと説明。誘導先のサイトで検証作業を行わないとソフトが利用できなくなるなどとだまし、偽サイトへ誘導していた。
(Security NEXT - 2017/09/04 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「違法情報」の通報が約28.2%増 - 「犯罪実行者募集」は4000件超
フィッシング報告が前月比約35%減 - 悪用URLは約23%増
1年で不正サイトへのアクセス7億件をブロック - 前年から4割増
2023年の不正アクセス認知件数、前年比2.9倍に急増
JRA海外駐在員事務所でフィッシング被害 - メールボックスに不正アクセス
「電気料金未払い」と不安煽りクレカ情報だまし取るフィッシング
フィッシング攻撃で日本赤十字社のメアドになりすまし
J-CSIP、2023年4Qは脅威情報15件を共有 - 巧妙なフィッシングの報告も
ランサムウェア「ALPHV」、医療分野中心に被害拡大
JR西日本の会員サービスを装うフィッシング攻撃に注意