一部利用者でメールアドレスが変更される被害 - So-net

ソニーネットワークコミュニケーションズは、ISPサービス「So-net」の一部ユーザーにおいて、メールアドレスを意図せず変更される被害が発生していることを明らかにした。

第三者が正規利用者になりすまして不正アクセスし、一部ユーザーのメールアドレスを変更する行為が確認されているという。

同社経由の情報流出は確認されていないとし、同社以外で取得された「ユーザーID」「パスワード」が悪用されたとしている。

同社は利用者のアカウントを保護するため、メールアドレス変更サービスの受付を停止。セキュリティの強化に向けて仕様変更の検討を進めている。

利用者に対しては、「マイページ」にあるログイン履歴より、心当たりのないアクセスが行われていないか確認するよう注意を喚起した。

履歴に心当たりがないアクセスの痕跡がのこっていた場合は、「ユーザーID」や「パスワード」を変更するよう求めている。

またパスワードの使い回しを避けたり、定期的なログイン履歴の確認、ログインアラートの活用、フィッシングへの警戒など、セキュリティ対策を実施し、自衛するよう呼びかけている。

（Security NEXT - 2025/07/23 ）ツイート