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草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示

公益財団法人の草津市コミュニティ事業団は、同事業団が運営する2サイトが改ざん被害に遭ったことを明らかにした。アクセスすると「偽警告」が表示される状態だったという。

同事業団によれば、同事業団のウェブサイトや、同団体が指定管理者となっている草津市の高齢者福祉施設「長寿の郷ロクハ荘」のウェブサイトにおいて一部ページが改ざん被害に遭ったもの。

改ざんされたページには、マルウェアに感染しているなどとだます偽警告を表示し、閲覧者をフィッシングサイトへ誘導するコードが埋め込まれていたという。

同団体では、問題のコードを削除するとともに、外部協力のもと改ざんされた原因の調査を進めている。

またウェブサイトの閲覧者に表示されたメッセージ内のボタンをクリックしたり、記載された電話番号に連絡しないよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2025/07/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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