セーファーインターネット協会、有害情報の排除事業をスタート
セーファーインターネット協会(Safer Internet Association)は、違法有害情報の排除を目指した「Safe Line事業」を11月11日より開始する。
同協会は、表現の自由と各種権利侵害の調整や違法有害情報対策について、国内外に政策提言を行うことを目的に設立した民間団体。ヤフー、アルプスシステムインテグレーション(ALSI)、ピットクルーの3社で5月に設立した。
統計を用いた科学的アプローチ、数値化した効果検証スキームを通して、実効的な対策を立案し実行していくことを目標としている。正会員である3社のほか、賛助会員として、ミクシィ、グリーが参加している。
今回開始する「Safe Line事業」は、インターネット利用者からの連絡をもとに、ネット上の問題ある情報の管理者に対して削除を促したり、警察への通報を行う取り組み。
スマートフォンの普及などを受け、インターネット利用の拡大にともない、トラブルの事例報告が増加しているとして、関連省庁との協力を通じて対策を推進するという。
(Security NEXT - 2013/11/08 )
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