macOS狙う新種マルウェア、マンガ海賊版サイトなどで拡散
macOSを標的とする新種マルウェア「CrescentCore」が確認された。マンガの海賊版サイトなどにおいて拡散されていた。
同マルウェアを報告したIntegoによれば、「Adobe Flash Player」のインストーラーに見せかけて配布されているところを確認したという。
マンガの海賊版を配布するダウンロードサイトで発見したほか、Googleの検索結果において上位に位置するサイト経由でも拡散。難読化されたJavaScriptを含む複数サイトを経由して配布サイトへ誘導していた。
問題のサイトでは、「Adobe Flash Player」のアップデートが必要であるように見せかけるアラート画面をウェブサイト上に表示。ディスクイメージファイルを装い、閲覧者にインストールを促す。
(Security NEXT - 2019/07/04 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
国際作戦「チャクラV」でサポート詐欺を摘発 - 悪質ドメイン6.6万件閉鎖
NICT、「CYDER」の開催日程を発表 - 初級コースが受付開始
国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加
まもなくGWの長期休暇 - セキュリティ対策の確認を
2024年の不正アクセス届出166件 - 脆弱性や設定不備が標的に
「クレカセキュリティGL」が改訂 - ECの対策強化など盛り込む
先週注目された記事(2025年2月16日〜2025年2月22日)
2024年4Qのセキュ相談 - 「不正ログイン」が45%増
2024年4Qのインシデントは約8%増 - 「FortiManager」脆弱性の侵害事例も