登録セキスペ向け「特定講習」の受講受付を開始 - NICT
情報通信研究機構(NICT)は、情報処理安全確保支援士向けの特定講習「Response Practice for Cyber Incidents(RPCI)」の受講受付を開始した。
同講習は、インシデントハンドリングの流れを学ぶ実践的なサイバー演習。国家資格である情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)の資格更新において3年に1度受講が必要となる「実践講習」として認定された「特定講習」となる。
従来は更新にあたり情報処理推進機構(IPA)の講習を受講する必要があったが、キャリアパスに応じて専門的な講習を選択できるよう2020年5月に「特定講習」の制度を導入。2021年4月にあらたに23講座が「特定講習」に認定されたが、公的機関としては情報通信研究機構が唯一指定を受けている。
「RPCI」は、事前のオンライン学習と集合演習を組み合わせたハンズオンをメインとした演習で、CSIRTの一員となって実際のサイバー攻撃を想定したシナリオに対応。大規模環境で実際の機器やソフトウェアを操作し、インシデントの検知から事後対応までインシデントハンドリングの流れを学習する。
8月、9月に開催する予定で会場はNICTイノベーションセンター。定員は1回につき48名で受講費用は8万8000円(税込)。詳細は同機構のウェブサイトから。
(Security NEXT - 2021/07/20 )
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