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登録セキスペ講習、民間など23講習を追加

セキュリティに関する国家資格「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)」の更新にあたり、受講が必要となる講習に、民間による「特定講習」があらたに追加された。

同資格では、登録者における能力の向上や維持を図るため、3年ごとの更新制を導入しており、従来は情報処理推進機構(IPA)の講習を受講する必要があったが、キャリアパスに応じて専門的な講習も選択できるよう「特定講習」の制度を2020年5月に導入。

同年11月から12月にかけて対象となる講習を募集し、今回あらたに7企業1機関が提供する23講座を「特定講習」と認定した。インシデントレスポンスやフォレンジック、脆弱性診断、マルウェア解析など、選択肢が広がった。4月から順次開講となる予定。

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2021年4月1日時点の「特定講習」(表: 経産省)

(Security NEXT - 2021/04/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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