フィッシングURLが約48%減 - 約1年ぶりの2万件台
報告されたフィッシングサイトにおいて悪用されたトップレベルドメインを見ると、「.com」が約45.0%で最多。
ついで「.cn」が約33.7%、「.goog」が約9.0%と多い。「.net(約5.4%)」「.shop(約2.4%)」「.in(約1.1%)」「.sbs(約1.0%)」が続いた。

フィッシング攻撃に悪用されたブランド件数(グラフ:フィ対協の発表をもとに独自に作成)
同月に悪用が確認されたブランドは99件で、前月から10件の増加となる。カテゴリ別に見ると、「クレジット、信販関連」が24件、「金融関連」が18件、「通信事業者、メールサービス関連」が11件、「EC関連」「決済関連」がそれぞれ7件、「サービス関連」が6件だった。
悪用されたブランドを見ると、「Amazon」をかたるケースが約28.3%、「PayPay」をたかるケースが13.8%で、それぞれ前月から割合が上昇している。
次いで多かった「Apple」「オリコ」「NHK」の3ブランドをあわせた上位5ブランドで全体の約55.5%にのぼる。1000件以上の報告があったブランドは22件あり、これらで全体の約91.0%を占めた。
(Security NEXT - 2025/03/21 )
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