フィッシングURLが約48%減 - 約1年ぶりの2万件台
同協会が調査のため用意しているメールアドレスに着信したフィッシングメールにおいて、送信元に正規のドメインを偽装したいわゆる「なりすましメール」は約69.0%。前月の約42.1%から26.9ポイント上昇している。
「なりすましメール」のうち、約47.2%は送信ドメイン認証技術「DMARC」により、受信の拒否や隔離が可能だった。
一方、のこる約52.8%については、「DMARC」のポリシーが「none」とされていたり、「DMARC」そのものが設定されていなかったという。
調査用メールアドレスへ着信した約31.0%については、独自ドメイン名を用いて送信されていた。このうち約27.3%は「DMARC」に対応しており、認証成功していた。
逆引き設定されていないIPアドレスからの送信は約91.9%。前月より低下したものの、引き続き高い水準で推移している。
(Security NEXT - 2025/03/21 )
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