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Palo Altoの「Expedition」に複数脆弱性 - 2024年末にEOL

同社は「Expedition」について、移行目的で一時的に使用するように設計されており、実稼働環境での実行を推奨していないと説明。

利用にあたってはアクセスを制限し、使用していない場合はソフトウェアを停止することを推奨している。

またツールそのものは2024年末でサポート終了を迎え、今後アップデートをリリースする予定はないとしており、代替手段の活用などを呼びかけている。

同ツールに関しては、OSコマンドインジェクション「CVE-2024-9463」や、SQLインジェクション「CVE-2024-9465」など、既知の脆弱性がサイバー攻撃の標的となっている。米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)では2024年11月14日にこれら脆弱性を「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」へ追加していた。

(Security NEXT - 2025/01/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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