Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

メール転送エージェント「Exim」に脆弱性 - 「クリティカル」評価も

メール転送エージェント(MTA)「Exim」において、特定バージョンの一部設定に脆弱性が明らかとなり、開発チームではアップデートをリリースした。

現地時間2025年12月17日にアドバイザリをリリースし、脆弱性「CVE-2025-67896」について明らかにした。「Exim 4.99」で導入された「SQLite」によるルックアップや「hintdb」を利用する構成で影響を受けるという。

米国立標準技術研究所(NIST)による脆弱性データベース「NVD」において、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

一方、CVE番号を採番したMITREは、ベーススコアを「7.0」、重要度を1段階低い「高(High)」と評価した。

開発チームではセキュリティリリースとなる「同4.99.1」を提供しており、利用者にアップデートを呼びかけている。

今回判明したバージョンは、比較的あたらしいブランチで追加された機能の脆弱性となり、「同4.98.1」などは影響を受けないと見られるが、「同4.99」より以前についてはすでにサポートが終了しており、注意が必要。

(Security NEXT - 2025/12/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「baserCMS」に複数脆弱性 - 「クリティカル」との評価も
「Cisco SSM」に深刻な脆弱性 - API経由でコマンド実行のおそれ
Chromium系ブラウザは脆弱性悪用に警戒を - 米当局が注意喚起
「Chrome」にアップデート、脆弱性21件を修正 - 一部で悪用も
「NVIDIA Jetson Linux」に複数脆弱性 - アップデートを公開
GIGABYTE製ユーティリティ「GCC」に脆弱性
「SonicWall Email Security」に複数脆弱性 - アップデートを呼びかけ
「MLflow」にOSコマンドインジェクションの脆弱性 - 権限昇格のおそれ
ルータなどバッファロー製46モデルに脆弱性 - 一部サポート終了も
テキストエディタ「Vim」に脆弱性 - 細工ファイル開くとコード実行