寝台列車「TWILIGHT EXPRESS」の乗客情報を消失 - 誤操作か
日本旅行とJR西日本は、過去に寝台列車を利用した乗客に関する一部個人情報が消失したことを明らかにした。
両社によれば2025年11月28日、日本旅行のデータサーバ内で保管していた寝台列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の乗客に関する個人情報の一部を滅失していることが判明した。
対象は、2024年10月2日から2025年11月26日の一部の運行日に乗車した顧客の個人情報約900件。乗車日や客室番号、サービス内容、アレルギー情報などが含まれる。氏名や住所などは含まれない。
問題のシステムに誤操作の防止機能などは備わっておらず、データファイルを誤って削除した可能性があるという。調査を行ったが、外部からの侵害なども確認されておらず、情報流出については否定している。
問題の判明を受けて、個人情報保護委員会に対して報告を行った。対象となる顧客には、申し込んだ旅行会社を通じてJR西日本から書面で連絡するとしている。
(Security NEXT - 2025/12/29 )
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