Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ブラウザ「Chrome」に2件の脆弱性 - アップデートで修正

Googleは現地時間10月8日、ブラウザ「Chrome」のセキュリティアップデートをリリースした。複数の脆弱性を解消している。

WindowsおよびmacOS向けに「Chrome 129.0.6668.101」「同129.0.6668.100」、Linux向けに「同129.0.6668.100」をリリースしたもの。セキュリティに関する3件の修正を実施。CVEベースで2件の脆弱性を解消したことを明らかにしている。

具体的には、スクリプトエンジン「V8」に判明した型の取り違えの脆弱性「CVE-2024-9602」「CVE-2024-9603」を修正した。

9月18日から20日にかけて報告を受けたもので、いずれも重要度を4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングしている。

同社では今後数日から数週間をかけてこれらアップデートを展開していく予定。

(Security NEXT - 2024/10/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

研究室に侵入者、個人情報をPCから持ち去りか - 北大
ランサム被害による個人情報流出を確認 - 保険事故調査会社
テモナの「たまごリピート」、脆弱性突かれ侵入 - 流出痕跡は確認されず
「Array AG」狙う攻撃、関連する複数IPアドレスを公開 - IPA
Ruby向けSAML認証ライブラリに深刻な脆弱性 - 最新版へ更新を
「Array AG」にCVE未採番の脆弱性 - 8月に国内で悪用被害
米当局、「ArrayOS AG」脆弱性など2件を悪用リストに追加
Synology製NASに複数脆弱性 - 情報漏洩やDoSのおそれ
メール誤送信、イベント申込者のメアド流出 - 神奈川県
海外子会社の予約管理システムが侵害、個人情報流出 - tripla