「MS Edge」もアップデート - 今月4度目のゼロデイ修正
マイクロソフトは現地時間5月24日、ブラウザ「Microsoft Edge」の最新版をリリースし、ゼロデイ脆弱性を修正した。
「Chromium」に脆弱性「CVE-2024-5274」が判明し、修正されたことを受け、「Chromium 125.0.6422.112」をベースとする「Microsoft Edge 125.0.2535.67」をリリースしたもの。
「CVE-2024-5274」は、スクリプトエンジン「V8」に判明した型の取り違えの脆弱性。4段階の重要度において、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングされている。「Chrome」で修正が行われた現地時間5月23日の時点ですでに悪用が確認されていた。
5月に入り、ゼロデイ脆弱性が修正されたのは今回で4件目。「CVE-2024-4671」「CVE-2024-4761」「CVE-2024-4947」なども悪用が確認されている。
(Security NEXT - 2024/05/27 )
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