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2Qの脆弱性届出は99件 - ウェブサイト関連が倍増

情報処理推進機構(IPA)は、2025年第2四半期における脆弱性の届け出状況を取りまとめた。ソフトウェア製品の届け出は減少したが、ウェブサイト関連が倍増した。

同機構では、「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップガイドライン」に基づき、脆弱性に関する届け出を受け付けており、同四半期の状況を取りまとめたもの。

同四半期に届け出を受けた脆弱性は99件。前四半期と同数だった。1就業日あたりの届け出件数は3.82件となる。

内訳をみるとソフトウェア製品に関する届け出が62件で、前四半期の81件から減少した。一方ウェブサイトに関する届け出は37件で、前四半期の18件から倍増している。

受け付けを開始した2004年以降の累計件数はあわせて1万9484件。内訳を見ると、ウェブサイト関連が1万3381件で全体の約7割を占める。ソフトウェア製品の累計は6103件となった。

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(Security NEXT - 2025/07/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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