「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件
Googleは現地時間2025年7月29日、同社ブラウザ「Chrome」のセキュリティアップデートを公開した。セキュリティに関する4件の修正を実施したという。
WindowsおよびmacOS向けに「Chrome 138.0.7204.184」「同138.0.7204.183」、Linux向けに「同138.0.7204.183」をリリースしたもの。
セキュリティに関する4件の修正を実施した。CVEベースで脆弱性1件に対処したことを明らかにしている。
具体的には、「Media Stream」に確認された脆弱性「CVE-2025-8292」を解消した。重要度は「高(High)」とレーティングされている。
解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性で、2025年6月19日に匿名で報告を受けたという。
同社では、今後数日から数週間をかけてアップデートを展開していく予定。
(Security NEXT - 2025/07/30 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応