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フォームの設定不備、WS申込者情報が閲覧可能に - 東大付属中

東京大学教育学部付属中等教育学校は、ワークショップの申し込みフォームの設定に不備があり、申込者の個人情報が閲覧できる状態だったことを明らかにした。

同校によれば、同校開催のワークショップについてウェブフォームから参加希望の回答を送信すると、既存回答者に関する個人情報を閲覧できる状態となっていたもの。

ワークショップの参加希望者32人の氏名、メールアドレス、学年、自由記述欄の入力内容などが含まれる。2025年7月3日に外部から指摘があり判明。申し込みフォームの公開を停止した。

Googleフォームの設定について、「結果の概要を表示する」項目を意図せず有効化しており、回答後の画面にあるリンクから既存回答者の入力内容を閲覧できる状態だった。

今回の問題を受け、同校ではチェック体制の強化やセキュリティ教育の徹底を図り、再発の防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2025/07/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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