私用メアドを登録ミス、業務メールを約4カ月間誤送信 - 厚労省
厚生労働省は、メールアドレスの登録を誤り、関係ない第三者に対して業務関連のメールを約4カ月間にわたり送信していたことを明らかにした。
職員が緊急連絡先として個人用のメールアドレスを登録する際、誤ったメールアドレスを登録するミスがあったもの。1月23日に同職員より報告があり、問題が発覚した。
2023年9月15日の登録以降、関係者に対して休日や夜間に一斉送信された業務メールが第三者に送信されていた。送信されたメールには、行政機関の職員が公務で使用するメールアドレス650件や私人の電話番号25件など、あわせて675人分の個人情報が含まれる。
同職員は、誤ったメールアドレスの登録後もリモートアクセスにより公務用のメールアドレスで対応していたため、個人用メールアドレスにおける受信状況の確認を行っていなかった。問題の発覚を受けて誤送信先に謝罪するとともに、メールの削除を依頼したが、連絡が取れない状況だという。
同省では個人情報が漏洩した関係者へ書面で謝罪。個人で使用するメールアドレスを業務で使用することについて禁止し、再発の防止を図るとしている。
(Security NEXT - 2024/02/06 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
除草工事委託先への安全講習会案内メールで誤送信 - 茨城県
ITインフラ監視ツール「Pandora FMS」に脆弱性 - アップデートで修正
「Active! mail 6」に「XSS」や「CSRF」脆弱性 - 修正版へ更新を
若年層向けアジアCTF大会「ACSC 2025」が8月開催 - 世界大会は東京
ランサム被害でデータ暗号化、原因など調査 - 新興プラスチックス
ポケモングッズ通販サイトにPWリスト攻撃 - 一部で会員情報改ざんも
「PHP」に複数脆弱性 - セキュリティリリースが公開
ブラウザ「Chrome」の「Cookie暗号化保護」を破壊する「C4攻撃」
大音量で煽る「サポート詐欺」の被害、端末内部に学生情報 - 名大
メール送信した資料に物件オーナーの個人情報 - 長谷工ライブネット