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ファイルサーバで障害、一部住民サービスに影響 - 泉南市

大阪府泉南市は、ファイルサーバにおいて障害が発生し、一部住民サービスに影響が生じていることを明らかにした。外部からのサイバー攻撃については否定している。

同市によれば、8月14日に市庁舎内で使用するファイルサーバで障害が発生したもの。問題のサーバは約500台の端末より利用しており、各端末そのものに障害は生じておらずローカル環境の作業は行えるが、ファイルサーバ内に保存されたデータを用いた事務処理作業が行えない状態に陥った。

具体的には、ワクチン接種の予約や高齢介護サービスにおける負担金限度額の認定、飼い犬の登録、建築確認の経由事務など、13の住民サービスに影響が出ている。ただし、住民票や戸籍、税、福祉などの基幹系システムを用いた市民サービスに関しては通常どおり稼働している。

同市では、サーバのハードディスクで生じた故障が障害の原因とみて詳しく調べている。外部からのサイバー攻撃については否定した。

データを保全した上で、ハードディスクの交換など復旧作業を進める方針で、バックアップがあることからデータの滅失については避けられる見通し。復旧まで2週間程度を見込んでおり、8月下旬には復旧する予定。

(Security NEXT - 2023/08/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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