Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

学生のクラウドアカウントに不正アクセス - 沖縄県立看護大

沖縄県立看護大学は、クラウドサービスにおいて学生のアカウント情報を詐取され、迷惑メール送信に悪用されたことを明らかにした。

同大によれば、学生1人が利用する「Microsoft 365」のメールアドレスやパスワードを詐取され、不正アクセスを受けたもの。

2022年12月6日から2023年3月8日にかけて、同学生のメールアドレスから1万2941件の迷惑メールが不特定多数の宛先に送信されたという。大半は外国語で海外サイトへ誘導するリンクが記載されていた。

また不正アクセスを受けたアカウントのメールボックス内に保存されていたメールが流出した可能性がある。学内関係者宛てに送信された330件、学外関係者宛に送信された139件で、メールアドレス、メール本文、添付ファイルが含まれる。

今回の問題を受け、同大では教職員や学生に対して研修を行うとともに、セキュリティ対策の強化を図り、再発防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2023/05/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Appleの動画エンコーダ「Compressor」に脆弱性 - アップデートで修正
Zoho製アプリ監視ツールにコマンド検証回避の脆弱性 - アップデートで修正
「Chrome」のスクリプトエンジンにゼロデイ脆弱性 - 修正版が公開
「CODE BLUE 2025」まもなく開催 - CFP応募は前年比約1.6倍
「IBM AIX」のNIM関連機能に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
保育所で卒園児情報含むUSBメモリが所在不明 - 北九州市
サカタのタネにサイバー攻撃 - 侵入痕跡を確認
ネットワークにサイバー攻撃、情報流出の可能性も - 広島工業大
中学校で生徒の個人情報含む書類がファイルごと所在不明 - 横浜市
ウェブ公開資料に個人情報、不開示処理に不備 - 御前崎市