Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Carbon Black App Control」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開

アプリケーションの制御機能を提供する「VMware Carbon Black App Control」に深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

同製品の管理者向けコンソールにアクセスできる権限がある場合に、細工した入力によって同製品が稼働するサーバOSへアクセスが可能となる「CVE-2023-20858」が明らかとなったもの。Windows版に影響があり、非公開で報告を受けたという。

同社は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」においてベーススコアを「9.1」と評価。重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

同社では、脆弱性に対処した「同8.9.4」「同8.8.6」「同8.7.8」をリリース。利用者へ注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/02/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ランサム被害で顧客や取引先の情報が流出 - アスクル
日本サイバー犯罪対策センター、ウィンブレ実写映画とコラボ
SAP、月例アドバイザリ20件を公開 - 複数「クリティカル」も
都立病院の患者情報流出 - 「USB拾得」との匿名文書が複数届く
会報誌データのメール送信時に誤送信 - 群馬県立点字図書館
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
「ManageEngine Analytics Plus」にSQLi脆弱性 - 8月の更新で修正済み
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
Synology製NAS「BeeStation」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
米当局、「WatchGuard Firebox」など脆弱性3件の悪用に注意喚起