TP-Link製の一部ルータに深刻な脆弱性 - アップデート未提供
TP-Link製の一部ルータに深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートは未提供だという。
「TL-WR710N V1」「Archer C5 V2」において、「ベーシック認証」にリモートよりコードの実行が可能となるヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2022-4498」が判明。さらにユーザー名やパスワードの推測が可能となる「CVE-2022-4499」が明らかとなった。
米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」では、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアについて「CVE-2022-4498」を「9.8」、「CVE-2022-4499」を「7.5」と評価した。重要度はそれぞれ「クリティカル(Critical)」「高(High)」とレーティングされている。
これら脆弱性は、2015年後半から2016年2月にかけてリリースされたファームウェアに存在しており、脆弱性を解消するアップデートは提供されていないという。
(Security NEXT - 2023/01/20 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
個人メアドに業務ファイル送信、入力ミスで第三者に - 佐伯市
11店舗で未処理となっていた印鑑票の紛失が判明 - 旭川信金
分散トランザクション管理ツール「Apache Seata」に脆弱性
サーバにサイバー攻撃、影響など詳細を調査 - レイメイ藤井
「Kubernetes」マルチテナント管理ツール「Capsule」に深刻な脆弱性
Google、「Chrome 139」をリリース - AIが発見した脆弱性を修正
「Firefox 142」を公開 - 9件の脆弱性を解消
中学PTA議決資料が閲覧可能に、クラウドで設定ミス - 奈良市
緑地管理者がボランティア宛てメールを「CC」送信 - 名古屋市
旧保育所に不法侵入、建物内部に個人情報 - 北見市