ETC利用者狙うフィッシング - QRコードで誘導
「ETC利用照会サービス」を装うフィッシング攻撃が確認されている。偽サイトへ誘導するため、QRコードを悪用していた。
今回確認された攻撃では、「ETCに支払情報が変更」といった件名でフィッシングメールを送信。本人確認が必要などとし、一時使用を制限しているなどと不安を煽り、記載したQRコードより偽サイトへ誘導していた。
本文には「ご本人認証下記携帯電話でQRコードをスキャンする確認ください」など不自然な言い回しも見られた。
誘導先のフィッシングサイトでは、IDやパスワードのほか、名前、メールアドレス、携帯電話番号、クレジットカード情報などを入力させようとする。
フィッシング対策協議会では、誤ってアクセスしないよう注意を喚起。類似したフィッシング攻撃に警戒するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2022/11/17 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開