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2Qセキュ相談、前四半期比約25%減 - 半減するも依然多い「Emotet」相談

またFacebookのメッセンジャーに動画を装ったメッセージが届き、再生しようとするとFacebookの偽サイトに誘導される問題に関しては、2021年10月以降、相談がない状況が続いていたが、2022年第2四半期は、21件寄せられた。年間を通じて11件だった2021年の2倍近い件数となる。

性的な動画を閲覧している映像を入手したなどとだまして金銭を要求するセクストーションまがいのメールなど、仮想通貨をだまし取る詐欺メールに関する相談は52件。前四半期の55件からほぼ横ばい。

一方、宅配事業者や通信事業者を装った「SMS(ショートメッセージサービス)」に関する相談は90件で前四半期の84件を上回った。「ワンクリック請求」に関する相談も41件で、前四半期の38件を上回っている。

第三者が「iPhone」のカレンダー機能を悪用してイベントを追加し、マルウェアに感染したなどと通知を表示する「不審なカレンダー通知」に関する相談は2件だった。

(Security NEXT - 2022/07/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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