Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ワイシャツのオーダーサイトで個人情報流出の可能性 - 店舗顧客にも影響

ワイシャツを販売する「東京シャツ公式オーダーサイト」が不正アクセスを受けたことがわかった。クレジットカード情報や個人情報が流出し、不正に利用された可能性がある。

同サイトを運営する東京シャツによれば、システムの脆弱性を突く不正アクセスにより、ウェブアプリケーションを改ざんされたもの。同サイトを利用した顧客にくわえて、店舗で注文した顧客の個人情報も窃取されたおそれがある。

具体的には、2019年4月2日から2022年3月8日にかけて同サイトでクレジットカードを入力した顧客991人に関する1114件が流出した可能性がある。

クレジットカードに関する名義、番号、有効期限、セキュリティコードにくわえて、氏名や住所、電話番号、性別、メールアドレス、IPアドレスなどを窃取され、クレジットカードについては不正に利用されたおそれもあるという。

また2019年4月2日から同年5月26日までに会員登録しつつも、クレジットカードによる決済を利用していない顧客33人に関する氏名、住所、電話番号、性別、メールアドレスなども対象としている。

(Security NEXT - 2022/06/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ファイル共有設定ミスで意図せずCC送信 - メアド閲覧可能に
ウェブ問合フォームの入力情報が外部流出 - 川本製作所
フィッシング報告が減少、URLは9%増 - 4分の3超が独自ドメイン
2025年3Qのネット銀不正送金被害 - 件数、金額ベースともに7割減
2025年3Qクレカ番号盗用被害、3年ぶりに100億円を割り込む
Fortinet「FortiOS」既知脆弱性の悪用を確認 - 認証回避のおそれ
高校で1クラス分の出席簿が所在不明に - 神奈川県
高校の修学旅行引率中に名簿含むしおりを紛失 - 埼玉県
資料請求フォームで個人情報が閲覧可能に、過去にも発生 - 会津短大
予防接種の予診票が所在不明 - 沖縄市のクリニック