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総務省、テレワークの中小企業向けセキュチェックリストを改訂

総務省は、「中小企業等担当者向けテレワークセキュリティの手引き(チェックリスト)」の改訂版を公開した。従業員用ハンドブックなどもあらたに追加している。

同省では、組織がセキュリティを確保しつつテレワークが実施できるよう「テレワークセキュリティガイドライン」とともに、あわせて外部委託コストの捻出なども難しい中小企業のシステム管理担当者向けに、優先的に実施すべきセキュリティ対策を示した手引きを提供しているが、あらたに同手引の第3版を公開したもの。同省ウェブサイトよりダウンロードできる。

より活用しやすく内容を見直したもので、ユニバーサルデザインを意識し、読みやすいデザインや文言を採用した。

解説や参考情報、リンク集など含めると100ページ以上になるが、すぐに対策状況を確認できるよう、早引きインデックスを用意。チェックリストそのものは、自社のテレワーク方式を確認し、実際にチェックする2ステップ、あわせて5ページほどにまとめられている。

また付録として従業員が実際に活用できる「従業員向けハンドブック」をあらたに追加。あわせてラベルシールに印刷し、テレワーク用の端末に貼付するための「緊急時対応カード」なども提供している。

(Security NEXT - 2022/05/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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