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国内主要上場企業の約半数がDMARC導入 - 対象ドメインの12.1%

「DMARC」を導入していた656ドメインにおけるポリシーの設定状況を見ると、「quarantine(隔離)」や「reject(拒否)」の割合が、31.1%だった2月から5月には33.5%と2.4ポイント上昇した。

「集約レポート」を受け取る「ruaタグ」を設定しているドメインは、2月の段階で71.5%、5月には86.3%と3カ月で14.8ポイント増加している。

一方「失敗レポート」を受け取る「rufタグ」は、2月調査時に31.3%が設定。5月調査時は39.2%となり、7.9ポイント増となった。

(Security NEXT - 2022/05/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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