Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

トヨタ、国内の全製造ラインを一時停止 - 部品供給元へのサイバー攻撃で

小島プレス工業の工場内で部品の製造に用いる生産制御システムは、サイバー攻撃の影響を受けておらず、2月28日はネットワーク遮断前に授受したデータをもとに生産を継続。

しかしながら、3月1日については供給先や材料のサプライヤーとデータの授受が行えないことから事前に取引先へ連絡を取り、生産を見合わせた。これを受けるかたちでトヨタも同日の工場稼働を停止。経済産業省などへの報告も行っている。

小島プレス工業では、トヨタやセキュリティベンダーの協力のもと、復旧作業を進めている。完全復旧の見通しは立っていないが、生産の継続に向けて暫定的なネットワークを用意。取引先とデータの授受を行える環境が整ったとして3月2日より生産を再開する。トヨタでも同日より生産ラインを稼働する予定。

トヨタでは、今回の操業停止により、約1万3000台の生産に影響が出た。これまで同社は、3月にグローバルで95万台程度を生産するとしてきたが、3月1日の時点で月産目標の修正はないとしている。

(Security NEXT - 2022/03/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

クラウドサーバにランサム攻撃、患者情報流出 - 日本美容医療研究機構
YCC情報システムにサイバー攻撃 - 影響など詳細を調査
子会社がランサム被害、受注出荷に影響も生産継続 - 九州電子
先週注目された記事(2026年3月29日〜2026年4月4日)
サーバに不正アクセス、影響など調査中 - ムーンスター
サイバー攻撃によるシステム障害が発生 - オーミケンシ
「情報セキュリティ10大脅威2026」組織編の解説プレゼン資料を公開
システム開発の再委託先がサイバー攻撃被害 - モリテックスチール
ネットワーク機器経由で侵入、脆弱性突かれる - 日本コロムビア
サイバー攻撃でシステム障害、影響調査や復旧進める - コタ