サイバー攻撃で元従業員情報が流出した可能性 - クミアイ化学工業
農薬の製造、販売を手がけるクミアイ化学工業は、サイバー攻撃により個人情報が外部へ流出した可能性があることを明らかにした。
同社によれば、2025年4月28日にセキュリティツールによる検知があり、調査を行ったところ、4月上旬にサーバが第三者によって侵害されていたことが判明したもの。
当初の調査で個人情報に関する被害はないと見られていたが、詳細な調査を行った結果、一部元従業員の氏名、所属部署、役職、業務用メールアドレス、社員番号などの個人情報が第三者によってアクセスされていたことがわかった。
取引先に関する情報は含まれていないとしている。同社では個人情報保護委員会へ報告するとともに、対象となる関係者と順次連絡を取っている。
また今回の問題を受け、被害を受けたサーバをネットワークから隔離。社内アカウントのパスワードを変更した。
調査結果などをもとにネットワークや端末の監視体制を強化するなど、再発防止に向けて引き続き対策を講じていくとしている。
(Security NEXT - 2025/06/27 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ビジネス交流会サイトに攻撃試行 - 攻撃遮断も一時閉鎖
配食サービス先リストが所在不明、携帯したコピーを紛失 - 東村山市
ひとり親世帯の対象者リストを第三者に誤送信 - 山形県
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
ホビー通販サイトが改ざん被害 - 個人情報流出の可能性
Omnissaのメールセキュリティ製品にSSRFの脆弱性 - アップデートが公開
「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性8件を修正
先週注目された記事(2025年8月3日〜2025年8月9日)
GovTech東京の支援プログラム、受講者間で個人情報が閲覧可能に