Nike製アプリに脆弱性 - フィッシングに悪用されるおそれ
Nikeのスマートフォンアプリにフィッシング攻撃などへ悪用されるおそれがある脆弱性「CVE-2021-20834」が明らかとなった。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、オンラインショッピングサービスなども提供する同社アプリ「Nike」において、カスタムURLスキームの処理にアクセス制御不備の脆弱性が判明したもの。
ブラウザなど他アプリからのカスタムURLスキームを用いたリクエストによって、同アプリ経由で任意のウェブサイトへ誘導することが可能。フィッシング攻撃などに悪用されるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは「4.3」とレーティングされている。
同社は脆弱性を修正したAndroid版「同2.177」、iOS版「同2.177.1」を8月にリリース済みだが、同脆弱性の修正に関してはリリースノートなどで特に言及されていない。
(Security NEXT - 2021/10/11 )
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