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ウェブ公開した記入用「ふるさと納税申込書」に個人情報 - 伊方町

愛媛県伊方町は、ウェブサイトで公開していたダウンロード用のふるさと納税申込書に個人情報が含まれていたことを明らかにした。

同町によれば、同町ウェブサイトで表計算ファイルにより作成したふるさと納税申込書を10月4日15時半ごろ、公開したが、ファイル内の一部シートに個人情報を含んだ状態で公開していたことが判明したもの。

申込書の郵送やファックスを希望した寄付者5人に関する氏名、住所、電話番号などが含まれる。郵送やファックスの際に同町側で申込者欄を記入していたが、これらデータがファイル内に残ったままだった。

同月7日に担当者が問題へ気が付き、同ファイル掲載ページの公開を中止。あわせて60回のページ閲覧があったが、ファイルがダウンロードされた回数などはわかっていないという。

同町では、個人情報が流出した可能性がある5人に対し、電話で連絡を取り、経緯の説明と謝罪を行った。今後は、記載様式のファイルと送付用のファイルを別のファイルとして管理し、再発を防止したいとしている。

(Security NEXT - 2021/10/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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