ふるさと納税特設サイトにSQLi脆弱性、寄付者情報が流出 - 玄海町
佐賀県玄海町は、ふるさと納税特設サイトがサイバー攻撃を受けた問題で、寄付者の個人情報が流出したことを明らかにした。
サイバー攻撃を受けたのは、同町が独自に設置する「ふるさと納税特設サイト」。同サイトに関連する「ふるさと納税管理システム」の挙動が遅くなったことから調査を行ったところ、外部から侵害されたことが2024年8月20日に判明した。
同サイトのログより不正アクセスを受けた痕跡が見つかり、同町では事態を公表するとともに、影響の範囲などの調査を進めていた。
その後の調査で、同サイトのレシピ紹介ページを2024年5月16日に改修したが、同ページを生成するプログラム内にSQLインジェクションの脆弱性が存在。外部より同脆弱性を突く攻撃を受けたという。
今回の不正アクセスにより、「ふるさと納税特設サイト」の寄付者41万3867人に関するメールアドレスなどの個人情報が外部へ流出したことがわかった。
(Security NEXT - 2025/02/14 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ランサム被害による個人情報流出を確認 - 保険事故調査会社
多治見市の複数小中校で不正アクセス - 迷惑メール1.6万件送信
駿河屋サイトの改ざん、監視ツールの脆弱性経由 - 侵害検知以降にも流出
研究者向けサイトに不正アクセス、非公開ページに書込 - 日本リウマチ学会
総当り攻撃で内部侵入、挙動検知してサーバ隔離 - タマダHD
約9カ月にわたりサイト改ざん、約100記事に不正スクリプト - 京大
リフォーム業者口コミサイト、一部顧客情報が流出した可能性
サイトが改ざん被害、海外オンラインカジノへ誘導 - 拓大
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生
フィッシング契機に個人情報流出判明、犯行声明も - フォトクリエイト

