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1割弱が無許可で自宅業務 - 4人に1人が顧客情報持出

また「契約書、請求書、納品書(18.2%)」や「各種帳簿書類(18.2%)」も、前回調査から割合が倍増。「製品の仕様書、設計図、図面(16.4%)」なども、前回の9.0%から増加した。一方「持ち出したデータはない」との回答は、前回16.4%だったが、今回9.1%へと縮小した。

データの持ち出し方法を見ると、「会社支給の端末に保存」が50.0%で、USBメモリなど含む「記憶メディアに保存」が36.4%、「個人所有の端末に保存」が29.5%だった。

コロナ禍において、41.7%はセキュリティに関する意識が高まったと回答。企業においてセキュリティに関する研修や勉強会が実施されたとの回答は32.8%だった。

(Security NEXT - 2021/07/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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