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テレワークから業務環境へのアクセス、半数近くが「VPN」

テレワークの利用が加速しているが、業務システムへアクセスする手段として半数近くで「VPN」が利用されている。

HENNGEが6月17日から18日にかけて、従業員100人以上の企業で情報システム部門に勤務する人を対象にインターネットでアンケート調査を実施し、結果を取りまとめたもの。有効回答数は500。

回答者の勤務先におけるテレワークの実施率は77.8%。27.9%だった2020年3月の調査から49.9ポイント増と大きく上昇した。

テレワーク環境より業務システムにアクセスする手段を見ると、「VPN」が46.3%で最多。「リモートデスクトップ」が23.9%、「仮想デスクトップ」が15.9%だった。さらに「セキュアブラウザ」「クラウドサービス」との回答が続くが、いずれも5%以下となっている。

テレワークで業務システムを利用する際の不満を尋ねたところ、「アクセスの集中、負荷によりレスポンスに時間がかかる」が40.6%でもっとも多く、23.1%は「業務システムにログインするまで時間がかかる」と回答。「社外から利用できる業務システムが限定されている(17.2%)」との意見も見られた。一方、37.5%は「特になし」と回答している。

54.2%は、ログイン時に「ID」「パスワード」にくわえて多要素認証を利用。多要素認証に対し、47.9%は特に不満を感じていないが、28.9%が「入力作業が面倒」とし、27.0%は「ログインするまで時間がかかる」と答えた。「認証ツールの持ち運びが面倒(13.7%)」との声も聞かれる。

(Security NEXT - 2021/07/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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