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約3分の1の企業がIoTやOTでセキュリティ事故を経験

「IoT」や「OT」に関わるシステム特有のセキュリティに関する事故を36.4%の国内企業が経験していることがわかった。

IDC Japanが、2月に「IoT(Internet of things)」「IIoT(Industrial Internet of Things)」「OT(Operational Technology)」のシステムにおけるセキュリティ対策について実態調査を実施し、結果を取りまとめたもの。国内企業443社が回答した。

同社によれば、工場やシステムの破壊、破損、故障、生産や製造ラインの停止、制御データやパラメーターの改ざんなど、システム特有のセキュリティに関する事故を、36.4%の企業が経験したと回答。前年調査の34.4%から2ポイント上昇した。

事故の内訳を見ると、「生産、製造ラインやシステムの一時停止」が25.5%でもっとも多く、「ランサムウェアやMiraiを除くマルウェアの感染」が24.8%、「情報の漏洩(外部犯行)」が23%、「工場やシステムの破壊、破損、故障」が18.6%と続いた。

さらに「なりすましによる不正ログイン」や「生産、製造ラインやシステムの完全停止」がいずれも18.0%、「ランサムウェアの感染」「標的型攻撃やシステムへの侵入」もそれぞれ17.4%となっている。

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経験したセキュリティ事故や事件(グラフ:IDC Japan)

(Security NEXT - 2021/05/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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