Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

約3分の1の企業がIoTやOTでセキュリティ事故を経験

セキュリティ対策の状況に関して、47.7%が不十分と認識する一方、19.0%は対策の導入や強化などの計画はないという。

導入における課題としては、経営に関わる「予算の確保」「導入効果の測定が困難」と、現場に関わる「専門技術者の人材不足」「運用管理」「ユーザー教育」「導入作業」など、経営に関わる課題と現場の人材リソースに関わる課題がいずれも25%を超えているという。

「IoT」「IIoT」「OT」のシステムに対する投資において、セキュリティ関連の割合を10%未満とする企業が6割以上で、2020年度との比較においても、半数超が2021年度について前年より「増減なし」としており、目立った変化は見られなかった。

(Security NEXT - 2021/05/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

2022年はランサム攻撃が前年比21%減 - 後半で増加傾向も
対ウクライナDDoS攻撃の余波を観測 - JPCERT/CC
ソフト全般「脆弱性」対策の必要性、PC利用者で約6割が認知
消費者の7割は利益に関わらず個人情報の提供に慎重 - JIPDEC調査
マルウェア減るもランサムウェアは前年から倍増
消費者の9割弱、商品サービス選択時に提供企業のプライバシー取組を考慮
2021年1Qのダークネット宛パケット、前月から約1割減
IoTマルウェアの検体情報など研究者にデータを無償提供 - 横国大
2020年の攻撃通信パケット、前年比1.5倍 - NICTまとめ
JNSAが選ぶ2020年10大ニュース、気になる1位は……