2021年1Qの「JVN iPedia」登録は1701件 - 「XSS」が170件で最多
登録状況を製品別に見ると、Qualcommの複数製品におけるファームウェア「Qualcomm component」が551件で最多。2019年から2020年にかけて公表された脆弱性情報が一気に登録されたため、突出した件数となっている。
2位から16位まではOSが並ぶ。このなかには、2020年1月14日にサポートが終了し、アップデートの提供が行われない「Windows Server 2008(78件)」「Windows 7(70件)」も含まれる。サポート終了後も多数の脆弱性が明らかとなっており、注意が必要となる。
産業用制御システムに関する脆弱性情報は70件登録され、累計の登録件数は2904件となった。脆弱性の登録が多かった上位20製品は以下の通り。
1位:Qualcomm component(551件)
2位:Android(159件)
3位:Windows Server(153件)
4位:Windows 10(152件)
5位:Windows Server 2019(138件)
6位:Windows Server 2016(123件)
7位:Mac OS X(120件)
8位:Windows Server 2012(101件)
8位:iOS(101件)
10位:Windows 8.1(93件)
11位:Windows RT 8.1(88件)
12位:Windows Server 2008(78件)
13位:watchOS(75件)
14位:Windows 7(70件)
14位:tvOS(70件)
16位:iPadOS(59件)
17位:SAP 3D Visual Enterprise Viewer (38件)
18位:Debian GNU/Linux (36件)
19位:iTunes(34件)
20位:iCloud (32件)
(Security NEXT - 2021/04/27 )
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