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「デジタルリテラシー協議会」設立 - スキルフレームワークを公開

データサイエンティスト協会(DSS)、日本ディープラーニング協会(JDLA)、情報処理推進機構(IPA)は、「デジタルリテラシー協議会」を設立した。

同協議会は、IT、データサイエンス、AIの側面からデジタルリテラシーの向上を目指して設立した組織。グローバルにおいて日本が産業競争力を獲得できるよう、共通言語としてデジタルリテラシーをすべてのビジネスパーソンが身につけた状態となることを目指し、活動を展開していくという。

具体的には、IT、データサイエンス、AIを使うための基礎的なスキル、知識、マインドをデジタルリテラシー領域「Di-Lite」と定義。産業界やユーザーの声、デジタル技術の進化など、社会情勢を踏まえた見直しや資格制度の連携などを推進する。

さらにデジタルリテラシーの浸透に向けて、習得すべきスキルや知識、マインドを表した「デジタルリテラシー・スキルフレームワーク」を公開。「デジタルスキルラーニングパス」などツールを提供するほか、企業に向けた普及、啓発活動を展開していくという。

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デジタルリテラシー・スキルフレームワーク(図:IPA)

(Security NEXT - 2021/04/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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