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ラック、情報リテラシーカードゲームを開発 - 体験講座の参加団体を募集

ラックは、情報リテラシーを学べるカードゲーム「リテらっこ」を開発した。若年層向け体験講座の参加を募集している。

同ゲームは、インターネット利用時のリスクに気づき、安全な行動を養うことを目的としたカードゲーム。10歳以上の小中学生を対象としている。情報教育、メディア論、サイバー法などの専門家3人の監修のもと開発された。

「SNSで水着姿の写真を要求された」といったインシデントカード76枚と、対処法が記載されたアクションカード100枚で構成されている。

進行役や正しい知識の提供役としてゲームをリードするゲームマスター1人と、3〜6人のプレイヤーでゲームを進行。限られた手札をもとにトラブルへの対処するアイデアをプレイヤーが話し合い、解決することで情報リテラシーが身につくよう工夫されている。

同カードゲームの開発にあわせ、同社では国内の小中学校を対象に先着5団体へ体験講座を無料で提供する。講座の実施時間は45分~100分としており、最大35名まで参加できる。応募は2025年3月31日まで受け付ける。詳細は同社ウェブページから。

(Security NEXT - 2024/12/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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