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3割がセキュ投資増額、56.3%で被害経験 - IDC調査

2020年度の情報セキュリティ投資について、前年度と比べて「増やす」と回答した企業は31.0%で「減らす」とする回答を16.7ポイント上回った。

IDC Japanが1月に情報セキュリティ対策の実態調査を実施し、結果を取りまとめたもの。国内企業883社が回答した。

2020年度のセキュリティ投資を前年度比で「増やす」と回答した企業は31.0%で、「減らす」と回答した14.3%を上回った。ただし、2019年度における同様の調査「投資を増やす(36.4%)」「投資を減らす(9.9%)」と比較すると投資意欲にやや鈍化が見られる。

また、2021年度のセキュリティ投資見込みについても、2020年度から増やすとした企業は30.6%で、減らすとする14.9%を上回った。しかし56.6%の企業では、セキュリティ予算は未定だという。

(Security NEXT - 2021/04/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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