Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

3割がセキュ投資増額、56.3%で被害経験 - IDC調査

直近の1年間にセキュリティに関連する被害に遭遇した企業は56.3%で、そのうち42.5%でランサムウェアの感染被害が発生している。ランサムウェアに感染した企業の半数以上がセキュリティベンダーに相談し、ツールを用いて復旧したと回答したという。

セキュリティシステムでインシデントを検出した企業は5割弱。およそ2割は、顧客やパートナー、従業員、第三者からの通報によってインシデントを発見している。

2020年1月の前回調査と比較すると、セキュリティシステムでインシデントを検出した企業の割合は減少し、通報によってインシデントを発見した企業の割合が増加した。

(Security NEXT - 2021/04/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

国内企業、IT投資で「セキュリティ向上」に高い優先度 - 「AI能力向上」も
活かしきれないセキュリティツール、機能の重複も - Fastly調査
中小企業の3分の1、直近3年間のセキュ投資ゼロ - 「必要性を感じない」
情シス担当者、「ゼロトラストを理解している」21%
アフターコロナ、テレワーク中心を望む声は約2割 - デル調査
偽ECサイトの通報件数が増加 - マッチングアプリやSNSで異性から勧められたケースも
2025年のセキュリティサービス市場は1兆円超に - IDC予測
約3分の1の企業がIoTやOTでセキュリティ事故を経験
セキュ担当者の6割強が「ゼロトラスト」を理解していると回答
CEO半数弱が「サイバー攻撃の脅威」に懸念 - PwC調査