Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

偽ECサイトの通報件数が増加 - マッチングアプリやSNSで異性から勧められたケースも

正規ショッピングサイトを模倣し、金銭や個人情報を詐取する悪質なサイトの通報件数が増加している。マッチングアプリやSNSで知り合った異性より勧められるケースもあった。

「悪質ECサイトホットライン」を開設するセーファーインターネット協会(SIA)より情報共有を受けた日本サイバー犯罪対策センター(JC3)が、通報内容について分析したもの。

2021年上半期は、2020年下半期の5076件を大きく上回る6535件の通報が寄せられた。67.3%は、通報者がインターネット検索時に認知したものだった。メールのURLによって把握したケースが13.4%で続く。

46.4%がパソコン、45.5%がスマートフォンのブラウザでサイトを知ったという。いずれも2020年の割合から若干の変化は見られるものの、大きな変動は見られなかった。

(Security NEXT - 2021/08/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

まもなくGW - 長期休暇に備えてセキュリティ対策の再確認を
2024年1Qのセキュ相談、「サポート詐欺」「不正ログイン」が過去最多
セキュリティ相談、前四半期比46.9%増 - 「偽警告」が倍増
先週注目された記事(2024年3月31日〜2024年4月6日)
サイバー攻撃で狙われ、悪用される「正規アカウント」
1年で不正サイトへのアクセス7億件をブロック - 前年から4割増
先週の注目記事(2024年2月25日〜2024年3月2日)
サポート詐欺への対応不備で長野県教委に行政指導 - 個情委
個情委がTVアニメ「進撃の巨人」とコラボ - 名簿流出防止を呼びかけ
暗号資産交換業者への不正送金対策を強化 - 金融庁ら