Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2020年のネットバンク不正送金、被害額4割減 - 法人では増加

個人における被害は1758件から1474件に減少。被害額も前年の約27億700万円から約14億4800万円へと大幅に改善した。主要行における被害が1315件、被害額が約12億7800万円と多くを占めている。

地銀では被害が142件、被害額は約1億3800万円。第二地銀では、被害が4件で被害額は約1600万円だった。信用金庫は、被害件数が13件で被害額は約1400万円となっている。

補償の状況を見ると、923件が補償対象となる一方、149件は補償が行われなかった。440件については、調査検討中となっている。

(Security NEXT - 2021/04/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

法人の不正送金被害額が急増 前四半期比4.5倍に
12月は「金融犯罪撲滅推進月間」 - 全銀協が啓発活動
オンライン不正送金被害額、前四半期から約4割増
2024年1Qのオンライン銀不正送金、被害額が大幅減
2023年4Qの不正送金、減少するも高水準 - 平均被害額は大幅増
2023年の不正アクセス認知件数、前年比2.9倍に急増
暗号資産交換業者への不正送金対策を強化 - 金融庁ら
2023年3Qの不正送金 - 被害額が約1.5倍に拡大
不正送金被害が前年比5倍と過去最悪 - 年末年始もフィッシング攻撃に警戒を
ネットバンク不正送金が前四半期の2倍超 - 過去最悪に